0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
カリポリカリポリ…。
もぐもぐ…。
一人と一匹の奇妙な食事風景の中、彼女は急に部屋を出ていってしまう。
私は呼ばれるまで、食べ続ける主義なので、食事は続行した。
その時、彼女が高いところに飛び乗る様な音がして、間髪入れずに私を呼ぶ。
「なぁ~。んにゃぁ~。」
食事も終盤戦に差し掛かっていたのだが、私は軽くため息をつきながら、彼女を探しに行く。
まあ、カリカリを食べていて、私を呼ぶという事は…水…ですね。そう推理した私は先日買ってきた彼女用の水皿に水を張り、餌の隣に置いた。
最初のコメントを投稿しよう!