薔薇

4/14
前へ
/55ページ
次へ
夜の7時を回った頃、今日の分の仕事も終わり俺と一哉は帰路についた。 「一哉がいてくれて良かったよ。」 「そんな、俺だって生徒会の一員なんですから気にしないでくださいよ~」 「明日は海になんか奢らせるからな♪」 黒い笑みを湛えながら俺は言った。いや、言い切った。 「た、楽しみにしてます。 でも先輩、程々にしましょうね?」 後輩にたしなめられながら俺は次の日を向かえた。 .
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

158人が本棚に入れています
本棚に追加