薔薇

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「海、こんな可愛い後輩何処で捕まえたわけ?」 俺は、ニッコリと黒い笑みを浮かべた。 「んー?花壇で☆」 笑って話す海。 ―――コイツ、ぶっ飛ばされたいのか……? 「葵、どうしてここにいたの?」 一哉が葵君に話しかけていた。 「…海に、誘われたんだ。」 頬をほんのり染めて、葵君は言った。 ――――あっ! 葵って、たしか海の新しい恋人の名前だ! そういうことか……。 「海、こんな純粋な子をたぶらかすなんて。 俺は、お前をそんな風に育てた覚えはねぇ!!!」 俺は最後の“ねぇ”と共に海に顎下からアッパーをかけた。 海の持っていたパンやジュースは海がぶっ飛ぶと同時に空中に舞った。それを全てキャッチする一哉。 けっこういいコンビネーションじゃない?☆ .
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