向日葵

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「向日葵、好きなんだ?」 花壇の前、絶好のサボリ場所で声をかけられた。 ボーっと顔を上げると、格好イイ感じなやつが俺の方を向いて首を傾げていた。 「別に」 それだけ答えた。 「俺は好きだな」 そう言って、俺の隣に座りこむ格好イイ男。 「名前は?」 「(アオイ)」 「葵君か。 俺は境井 (サカイ カイ)」 それが、出会い――――。
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