生活の始まり

11/15
前へ
/350ページ
次へ
「しまった…」 俺は自分の財布の中身を疑うように見ながら呟いた 「どうしたの?」 「い…いや…」 正直調子に乗りすぎてしまった 財布の中にはもう23円しか無い 夕飯はどうしよう マジでどうしよう 「お金使い過ぎたとか?」 「え…あ…いや…」 俺は綾奈から視線を反らした 「目を反らしたってことは図星なんだね」 「………」 もう返す言葉も無かった 「……ごめんなさい」 「認めるんだね?」 「……はい」 居候のガキに謝る俺って… この後、綾奈に一発強力なパンチを貰ったimage=336292362.jpg
/350ページ

最初のコメントを投稿しよう!

588人が本棚に入れています
本棚に追加