過ち

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不幸中の幸い少女はまだ寝ているようだ… しかし俺の人生が終わった事には変わりない 「このままにしようか……でも…」 もし新聞に載った時の事を想像してみた 意味も無く冷汗と震えが止まらなくなった ヤバイ…俺の頭にはもうその単語しか無いに等しい 俺は次に自分がもし刑務所に入った時のことを想像してみた… ……思考停止しそうになった 神は俺を見捨てたようだ クソッ昨日酒さえ飲まなければ… 一人過去の酒を怨む しかしそんな行為に意味などない 何も変わらない それすらも理解できなくなり始めたようだ
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