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「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
巧はキレながら何故か側にあったロープで綾奈の両手を後ろで縛り上げる
「痛ッ!?かなり食い込んで痛いよ!ってかロープなんて何処にあったんだよ!」
「うるせぇクソガキ!!アレだ異次元から出したんだよ!」
「その発言は人生が終わった厨二病患者の台詞にしか聞こえてこないよ!って痛いってば!」
ピンポーン
「誰が手遅れニートだぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
「誰も言ってないよ!さらに強く締めるなぁ!!」
ピンポーン
「口答えすんなクソガキ!年長者を敬いやがれ!」
「精神年齢は僕よりガキなくせにぃ!!」
ピンポーン
二人は完全にインターホンのチャイムに気がついていない
チャイムの主はチャイムが気づかれないことに諦めたのか合鍵でドアを開ける為鍵を差し込む
どうやら巧の知り合いのようだ
当然二人は気づいていない
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