薔薇と、冠と

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細身の女性が小さく呟く。 「…マズイなぁ……」 「突貫!己が冠の名の元に!」 続け様にクラウンの女性が叫んだかと思うと、体を揺さぶる発砲の音。 驚き目を瞑って、次開けた時には、 目の前にあった影が崩れ落ちていた。  
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