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僕は今、雪と共に近くのペットショップに居る。
これからのユキの生活に必要な物を買いにきたのだ。
「ユキ、どれを食べたい?」
僕はユキに餌を選ばせている。
猫に話しかけている僕は異様な眼で見られるかと思ったが、ペットショップではコレが普通のようだ。
――コレがいい。
ユキが選んだのは一番高いやつだった。
「えっ‥‥これ?」
――うん。‥‥だめ?
ユキの目がうるうるしてきた。猫も涙を出すのだろうか?
僕はというと断れるはずもなく
「もちろんいいよ!!」
即答で返した。‥‥‥今月は質素に生きよう。
僕は他に必要な物を買ってお店を出た。
ペット用品って高いんだな。
「はぁ‥」
僕は自然とため息をしていた。
――ごめんね‥‥私の為に。
僕のため息を聞いていたらしい。
あー‥僕のバカ!! ユキを落ち込ませてどうする!!
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