第2章

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「大丈夫だよ。ユキの為だもん。僕もユキの為に何か出来て嬉しかったし。気にしないで?」 ――‥‥うん!! ふぅ‥‥よかった。元気でたみたいだ。 「じゃあ、部屋に帰ろっか?」 ――うん。 「ふぅ‥‥外暑かったね。」 ――ねー‥‥。 僕らは今、部屋で扇風機の前で涼んでいる。 ――涼しー‥‥。 「うん、だね。‥‥あっ。」 ――どうしたの? 「1時からバイトが入っているんだった。」 ――えー‥‥、出かけるの? 「うん、ごめんね? できるだけ早めに帰ってくるから‥‥。」 ――うん‥‥早くね? 今は12時半か‥‥‥。もう出なきゃな‥‥。
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