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「じゃあ、いってきます。」
――行ってらっしゃい‥。
僕は鍵をしめ、お店に向かった。
歩いて行けばちょうどいい時間に着くだろう。
「こんにちはー。」
「あっ、こんにちは。」
お店に入ったら本田さんが料理を作っていた。
本田さんが1人だけだったので昼間にバイトに入っていた人は、僕と入れ違いで帰ったのだろう。
「じゃあ、さっそく準備をお願いね?」
「はい、わかりました。」
僕はお店の奥の更衣室からエプロンを取り出し、身に付けてさっそく注文をお客様から取りに行った。
それから、6時間後の午後7時過ぎ。閉店の時間がきた。
「じゃあ、今日はもう帰りますね?」
掃除を終えた僕は帰り仕度もすみ、後はお店を出るだけだった。
「うん、また明日バイトよろしくね。」
明日は午前中に入っている。
「はい、それじゃ、明日の朝に。」
そう言って僕はお店を出た。
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