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「ふぅ‥‥。」
僕は湯船に浸かりユキの事を考えていた。
自由に出入り出来るよう、窓を開けた方がいいかな‥‥‥。
僕が出かけている時はヒマだろうから。
‥‥後で聞いてみるか。
僕はそう決めて湯船から出た。
お風呂から出た僕にユキは擦り寄ってきた。
――おかえりー、遊ぼー?
「うん、遊ぼっか。」
僕はペットショップで買った遊び道具をいくつか取り出した。
「ほら、捕まえてみな。」
その中から猫じゃらしの形をしたおもちゃを選び、ユキの前で揺らした。
――それ!! えい!!
ユキは鳴きながら猫じゃらしを捕まえようと必死だった。
見ていて結構面白いな。
僕はそれを笑いながら見ていた。
――やった!! 捕まえたぁ!!
数分後、猫じゃらしはユキに捕らえられてしまった。
尻尾をピンッと立てて、見ただけでも喜んでいるのがわかった。
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