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「なるほどわかりました。」
「えっ、信じてくれるんですか?」
途中、普通は信じられない事が出てきたはずだ。
「はい。あなたがこんな嘘をつくとは思えませんからね。」
そう言ってにっこりと笑った。
‥‥この人と出会えて本当によかったな。
「あ、ありがとうございます!! ユキよかったな。ここに居ていいってさ。」
――うん!! ありがとー、お姉ちゃん!!
「ユキもお礼を言ってます。本当にありがとうございます。」
本田さんは照れくさそうに笑っていた。
「どういたしまして。じゃあ、そろそろお店を開きましょ。」
「はい。」
僕はユキをおろしてエプロンを着けた。エプロンを着けたらもうユキは抱けない。毛が着いたらいけないから。
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