第3章

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「じゃあユキ、大人しくしているんだぞ?」 ――うん、わかった。 ユキはカウンターの端っこに移動してくれた。 それと同時に今日最初のお客さんが入ってきた。二人組で二十歳ぐらいの若い女性だ。 二人はテーブル席に座ろうとしていたら何かを見つけたらしくカウンターの方に来た。 二人が見つけたのはもちろんユキだ。 「見てみて、可愛いよ!!」 「うん、本当に可愛いね。名前は何ていうのかな?」 二人はユキを撫でながら話していた。 ユキは嬉しそうに撫でられていた。 それから、少しずつだかお客さんが入ってきた。誰もユキの事を嫌がらず、みんなユキの事を可愛がってくれていた。 それがとても嬉しかった。 それから午前が過ぎる頃に新しく入った、バイトの人がやってきた。 この時間帯はこれからまたお客さんが増えるので、来てくれて助かった。 新しいバイトの人にユキを紹介し、また仕事に戻った。 お昼だから本当に忙しい。そんな中ユキは、本田さんが与えた魚をに美味しそうに食べていた。
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