第3章

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それから数時間たちもうそろそろ7時になる。 「二人ともそろそろ終わっていいわよー。」 店内に本田さんの声が響く。もう閉店の時間だった。 「ふぅ‥‥‥。疲れた。じゃあ、帰るよユキ。」 ――うん!! ユキがカウンターから僕の肩まで走ってきた。 「じゃあ、お疲れ様でした。」 僕は店内にいる本田さんとバイトの人に挨拶をし、店を出た。 ――兄ちゃん!! 早く帰って遊ぼ? 「んー‥‥ご飯食べてからね?」 ――うん!! 僕らは今日の事などを話しながら帰りついた。 「ただいまー。」 まぁ、返事は無いのだが‥‥‥。 すると雪が僕の前に飛び下りた。 ――おかえりなさい。 お疲れ様!! ‥‥‥‥‥‥。 ――ど、どうしたの!?いきなり抱きしめて。 「ううん。何でもないよ。」 ありがとう。すごく嬉しかったよ。
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