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それから数時間たちもうそろそろ7時になる。
「二人ともそろそろ終わっていいわよー。」
店内に本田さんの声が響く。もう閉店の時間だった。
「ふぅ‥‥‥。疲れた。じゃあ、帰るよユキ。」
――うん!!
ユキがカウンターから僕の肩まで走ってきた。
「じゃあ、お疲れ様でした。」
僕は店内にいる本田さんとバイトの人に挨拶をし、店を出た。
――兄ちゃん!! 早く帰って遊ぼ?
「んー‥‥ご飯食べてからね?」
――うん!!
僕らは今日の事などを話しながら帰りついた。
「ただいまー。」
まぁ、返事は無いのだが‥‥‥。
すると雪が僕の前に飛び下りた。
――おかえりなさい。 お疲れ様!!
‥‥‥‥‥‥。
――ど、どうしたの!?いきなり抱きしめて。
「ううん。何でもないよ。」
ありがとう。すごく嬉しかったよ。
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