331人が本棚に入れています
本棚に追加
「えーとね。私はちょっと使えないからユキちゃんと使ってくれないかなぁと。」
なるほど、そういう事か。でも、何が当たったんだろう。
まぁ、後でわかるか。
「じゃあ、今からそっちに取りに行きますね?」
「うん、お願いね。」
「はい。それじゃ、また後で。」
そして、僕は電話をきった。さて、さっそく行くか。
ユキはどうしようかな。んー‥‥外は暑いし待っててもらうか。
たぶんすぐに終わるしね。
「ユキー?」
――何、兄ちゃん?
「ちょっとだけ出かけてくるから留守番頼んでいい?」
――ユキも一緒に行っていい?
外は暑いからあまり連れだしたくないな。
「すぐに戻って来るからさ、ちょっとだけ待ってて?」
ユキは少し悩んだがわかったと了承してくれた。
「じゃあ、出かけてくるね。行ってきます。」
――行ってらっしゃーい。
最初のコメントを投稿しよう!