第4章

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「えーとね。私はちょっと使えないからユキちゃんと使ってくれないかなぁと。」 なるほど、そういう事か。でも、何が当たったんだろう。 まぁ、後でわかるか。 「じゃあ、今からそっちに取りに行きますね?」 「うん、お願いね。」 「はい。それじゃ、また後で。」 そして、僕は電話をきった。さて、さっそく行くか。 ユキはどうしようかな。んー‥‥外は暑いし待っててもらうか。 たぶんすぐに終わるしね。 「ユキー?」 ――何、兄ちゃん? 「ちょっとだけ出かけてくるから留守番頼んでいい?」 ――ユキも一緒に行っていい? 外は暑いからあまり連れだしたくないな。 「すぐに戻って来るからさ、ちょっとだけ待ってて?」 ユキは少し悩んだがわかったと了承してくれた。 「じゃあ、出かけてくるね。行ってきます。」 ――行ってらっしゃーい。
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