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みんなも出かけたし静かになったなぁ。よし、今の内に頑張って勉強しよう!!
僕は意気込んで再び宿題にとりかかった。
それから何時間たっただろうか。不意にリビングから電話の音が聞こえてきた。
せっかく集中していたのに今ので切れてしまった。
最初、僕は居留守をしようと思ったが少し待ってもなかなか電話は切れない。
僕は仕方なくリビングに向かった。
リビングでは電話がうるさく鳴り響いていた。
「はい、もしもし？」
僕は少し不機嫌さを声に出して電話に出た。
「あの、山中秀樹さんのご自宅でしょうか？」
受話器の向こうから女性の声が聞こえてきた。
山中秀樹‥‥父さんの名前だ。父さんの知り合いかな？
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