22人が本棚に入れています
本棚に追加
―そろそろ時間だし、帰るか。
湯川はバックを持って教室を出ようとした
「っイタ」
丁度教室に入ろうとしていた人とぶつかった。
「わりぃ。」
そう一言いって湯川は教室を出ていった。
―あれ誰だ?見た事……あるようなないような……?でも、教室に入ろうとしてたってことは同じクラスの奴ってことかぁ?
湯川はまだクラスの人の顔さえ知らない。
辛うじて分かるのは担任の顔。
興味はないが、しつこいので覚えたって感じ。
一応、学校には来ているが、いつも遅刻。そのせいで湯川は毎日怒られている。そのおかげで担任の顔だけは覚えていた。
最初のコメントを投稿しよう!