604人が本棚に入れています
本棚に追加
視界の端から端に広がる
考えられないような 高さの壁が立っていた
まるで 東京都全体を囲むように
「なんだい?ありゃあ」
「暗くてよく分かんないけど 壁みたいですね…」
壁 そう言うよりは、まるで罪人を閉じ込めるオリのように感じた
「とりあえず 部屋に戻ります… オバサンも 夜遅いので」
「そうだね… じゃ おやすみ~」
「おやすみなさい」
そう言うと二人は各自の部屋に戻った
最初のコメントを投稿しよう!