挑戦

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  さぁ!俺達にとって来てほしくないこれ! 名前は作者曰く『息抜きコーナー』!   今回これを仕切るのは。   本編設定では謎ありのへたれ(つもり)少年、北上草馬です!         ………………あぁぁ~~。  無理無理無理無理無理。   俺このテンション継続できる自信ない。むしろ皆無。    …………ねぇ安倍さん。   そんな遠――――いところでこっち見てないで、助けてくれない?あとついでにその哀れむ目やめて。ほんと心にぐさってくるから。  お前の心情なんぞ知るか。いっそこと視線をじゃなく刀を刺してやろうか。   ほんとにやめて。あとほんとに助けて。 だって命令書に書いてあったじゃん。『二人で頑張れ☆』って。   なんだ最後の☆。作者の無駄に明るい笑顔が見えそうで気に食わない。   そんなこと言ってると出番なくすよ。   それはあり得ない。   やけに自信満々だな。   この物語は私がいないと絶対進まない。 主人公だし。   あ~それは言えてるかも。  第一太一はどうした太一は。 これ仕切るの大概太一だろう。なんでいきなり私と北上なんだ。   あ、太一は今本編でしばらく眠ってるから、出すのはなんだかなぁ~って流れで。それに始め書いてあったじゃん、『挑戦』って。   こういう意味の挑戦か…。  でもね。太一今起きてて、寺の屋根の上でたそがれてる。すっごい哀愁漂ってたよ、背中。   お前何かしたのか。   してないよ、だから睨まないで。 えっと、書き置きがあって内容は、コーナー二人でなんとかしてだって。字震えてるよ。   太一まで…。   原因はあれだよ。 神の制裁編で登場早々やられて出番一気に潰れたからだよ。 コーナーで盛り返す気力もなくすくらいショックだったみたい。   言っちゃ悪いがほんとに太一の本編とコーナーのテンションの違い激しいな。   さて、そろそろ本題。 短編集第一話目は外国の妖怪の話。あれだね、西洋妖怪とかいうやつ?が、町でちょっとした事件を起こす。で、当たり前のように俺達が対処。 話はなるべく面白さ中心、らしい。   ま、こんな具合で始まり始まり…。   ………私必要ないだろう。  まぁまぁ。  
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