*第二章~転校生と留学生~*

14/14
224人が本棚に入れています
本棚に追加
/69ページ
綺羅「蕾獰どうしたの?」 蕾獰「いや…ちょっと気になる事があるんだ」 いつも冷静で落ち着いている蕾獰の言葉に綺羅は首をかしげた 綺羅「蕾獰めずらしいね」 どことなく綺羅も不安そうだった 蕾獰「まぁ俺の気のせいだと思うが…久隆には気をつけた方がいいかもしれない…」 綺羅「そう…久隆君ね…」 蕾獰「それから…ニーナって子もなにかひっかかる…」 綺羅「ニーナちゃんも!?そっか…」 綺羅の表情は曇っていた 蕾獰「まぁまだそうと決まったわけじゃない」 綺羅「そうね…」 キーンコーンカーンコーン♪ 蕾獰「戻るか」 綺羅「うん」 少し小走りに教室に戻る二人だった この時はまだ誰も気付いていなかった これから事件が起こるとは…
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!