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ふと気付けば宮城は俺を抱き寄せ向かい合うように膝の上に乗せられていた…
なんだこの恥ずかしい体勢はっ
「下ろせ宮城…」
「嫌だよ…」
腰に腕を回されがっちりと逃げられないようにホールドされている…
宮城はと言えばニコニコしながら俺の首筋に擦り寄っている…
猫みたいだな…
溜め息を吐きながらも俺は宮城の髪を梳くように撫でてやる…
最初は驚いたような顔をしてこっちを見てきたが、次には嬉しそうな顔をして俺の手に擦り寄ってきた…
可愛い…
やっぱ…俺、宮城の事好きになっちゃったんだよな…
「佐倉?」
「なに」
「好きって言って?」
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