2162人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ
当然の事のように言い放つ宮城を一蹴すれば、鳩が豆鉄砲食らったような顔で俺を見る
「なんで…この俺の何が不満なんだよ」
「……強いて言うならタチだから?」
そう、宮城は女と男両方イケるクチだっていうのは知ってるし、俺だってそう言う人種だ…
だから告白自体にはあまり驚かなかったけど…
けど……、難点はコイツがタチ気質ってことだ…。生憎俺も突っ込まれるのは絶対嫌だとタチ張ってきたんだ…
そしてコイツも同じ考えだと言うこと…、それもあって俺たちは友達になったんだから…
「なんだよ…お前絶対ネコの方が合ってると思うんだけどなぁ…」
「ふざけるな…何で俺が突っ込まれて醜く喘がなきゃなんねぇんだよ」
「うわ…お前全国のネコ敵に回したぞ」
「何とでも言え」
とは言うものの…
ぶっちゃけ宮城はドストライクの好みの顔だ…
男の癖に色白で、目とかも切れ目で綺麗で眼鏡掛けると尚色気が増して…
体つきも一見華奢に見えるけど筋肉質で肌とかきめ細かいし…
……抱きたいタイプ…
その時俺の頭にふと名案が浮かんだ…
最初のコメントを投稿しよう!