落し物

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あまりに一致しているので少し恐くなってはきたが 腕に自信があったから大丈夫だろうと思っていた なにか音が聞こえた 女の子の声だ! 鍵を手にとり差しこもうとした瞬間 ガッと腕を捕まれた ビクッとしながら目をやると 管理人ぽい人が捕んでいた 『ちょっといいですか…』 そのまま管理人室に行き 話をした 『その鍵何処で手にいれました?』 ありのままを説明すると 管理人は 『たまに貴方みたいな人がくるんですよ… 幾等鍵を返してもらってもいつのまにか消えてしまい、そして拾った人が現れる… 前にあそこの部屋で女の子が殺されてから変な事が続いて… その後多分鍵を拾った人が一度入って死んでいた事があって 私達も注意しているんですが…』 話を聞いて一目散に僕はにげさった もし入っていたら… そしてまた何処に鍵を落として罠をはっているだろうから その日から僕は落し物を拾わなくなった…
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