同じ

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「コタロウは傍にいてくれるかい?」 情けない顔のタロウが俺の背中を撫でながら呟いた。 仕方ない、今はいてやる。 そういう意味を込めて、何時もの猫パンチは繰り出さずに、おとなしく座っていてやった。 きっと問いかけてきた内容とは少し違う答えな気がするけど、ずっとお前といるなんて考えてもみなかったし…分からない。
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