第④章🌁デツへの悪夢⤵🌁

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流れ落ちる血を目で追いかけ腕の先に見たものは受け入れ難い真実だった。 右手小指第一関節切断‼ それまで痛みも感じる事なく冷静でいられた俺も、あの瞬間は頭が真っ白になった。 良くみんな頭が真っ白になると言うが本当だった。どうする事も出来ない現実の一方、なんとかしたい✨と思う自分が頭の中でかくとうしていた🌀 その時いつか聞いた事のある、ある話しを思い出す✨指を切断しても、すぐに塩水に氷をいれ漬けて病院🏥へ持って行けば、接着する事が出来ると💡 これしか無い✨ デツはそう思った✨ デツは後輩に向かい叫んだ。『俺の小指探してくれぇ〰頼む〰‼』 今思うと泣いていたかもしれない。声が震えていた事だけは覚えている💥 そう叫ぶとデツは力が抜ける様に、その場に座り込んだ⤵川の冷たさなど感じる余裕もなかった。
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