第③章🍁先生との別れ🍁

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そして一番下の川まで落ちバス🚌は停まった。 『俺生きている✨』そう俺は思った✨ 落ちている最中は不思議と音はまったくしない。 神経を集中しているからなのか⁉ そして落ちた瞬間、音が復活する。川の水の音、車🚗の音、人の声。 周りを見渡すとグチャグチャで何が何だか理解出来ない⁉まずはバス🚌から出よう✨そう思って這いながら動こうとするが右足が座席に挟まって動けない‼どうしたものかと考えていた時‼ 『バス🚌が爆発するぞぉ〰早く逃げろ〰‼』キャプテンが叫んだ‼バス🚌からは煙がモクモクと上がり嫌な匂いまでしてきた。助かりたい‼そう思っておもいっきり右足を引っ張った‼抜けた✨ 靴はそのままだったが、とりあえず抜けた✨ 息をつく暇もなく横倒しになったバス🚌の中を這いながら出る🏃 と、バス🚌中央に自動ドアに挟まっているU君がいた‼狭いバス🚌の中、手を引っ張り助けようとするが足がガッチリ自動ドアに挟まっていて抜けない😣 U君に『ゴメン、後で絶対に助けに来るから』そう言って俺は割れたフロントガラスから這い出した🏃 その前には青白くなった誰かの手がバス🚌の下から見えていた。 今思うと取り残されたU君、すごい不安だっただろうなぁと思うが、その時はそんな風に考える余裕などなかった。
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