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?「お兄ちゃん起きてー、
朝だよ~。」
………
とある朝、聞きなれない少女の声が、俺をお兄ちゃんと呼んでいる。
俺こと橋本祐司はベッドの中でふと思う。
お兄ちゃんって言われても俺は一人っ子だ。
だから、俺にはお兄ちゃんと正式に呼ぶはずの妹なんぞいるわけがない。
近所の子を妹にするなんて、危ない事を考える人間でもない。
血の繋がってない妹なんているわけないじゃないか。
?「お兄ちゃんてばぁ…」
……
しかし、少しこそばゆい。
てか恥ずかしくないか?
でも、俺は起きずに、これは夢だと決め、黙り込むことにした…
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