第六章 秘められた過去 

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さくらside こんにちは! 私の名前は神谷さくらです。 始業式から10日後、 お兄ちゃんや皆との学園生活にも慣れてきた。 友達も作れて毎日が楽しく感じる。 と、まあ説明はこれぐらいにして、 そんな時の朝…私とお兄ちゃんは、二人で学校へ続く坂道を登っていた。 さくら「今日は、私の部活決めるの手伝ってよね。」 祐司「めんどくせぇ。」 ウチの学校は一年生の最初に全員部活に入らなくてはいけない。 らしい… 何がいいかな? (スポーツは苦手だし…あ、お料理とかいいかも。) 祐司「帰宅部に入れ。お前なら歓迎するぞ。」 さくら「だめだよぅ。私はお兄ちゃんと違って優等生なんだよ?」 祐司「ちっ。」 舌打ちをして、めんどくさそうに、石ころを蹴っていた。 相変わらずのお兄ちゃんだった。 けどこの人は、昔とは随分変わってしまった気がする。 昔は、もっと活発で元気で優しくて… さくら「そういえば、お兄ちゃんって、何の部活してたの?」 祐司「は!?…」 その質問にお兄ちゃんは、いきなり黙り込む…
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