1# ぼこりぼこられ、ひらり舞うは金髪少女

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部下の制止の声が聞こえたがそんなのは関係なくて、僕は夢中で彼女のとこまで駆けた。  金髪少女を足蹴にしていた一匹を蹴りとばし、殴りつけた。  ドカッ…ドゴッ!  「っ…なっ」 ドカッ!  周りの奴らは突然の乱入者に少しの間驚き停止ていたが、すぐに我に戻り、騒ぎ出した。  「てめぇ!なんなんだよ!!あぁ?!うちらぁのだちに何しやが……」 蟲が喚いている間も僕は自慢の鉄拳を振るい続けた。相手は大量に血を流し気絶。  「なっ…」 返り血を浴び、物凄い形相で黒い笑みを浮かべる僕に恐れをなしたのか、蟲たちはのびている一匹を引きずりながら、一目散に闇へと散っていった。  .
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