1473人が本棚に入れています
本棚に追加
部下の制止の声が聞こえたがそんなのは関係なくて、僕は夢中で彼女のとこまで駆けた。
金髪少女を足蹴にしていた一匹を蹴りとばし、殴りつけた。
ドカッ…ドゴッ!
「っ…なっ」
ドカッ!
周りの奴らは突然の乱入者に少しの間驚き停止ていたが、すぐに我に戻り、騒ぎ出した。
「てめぇ!なんなんだよ!!あぁ?!うちらぁのだちに何しやが……」
蟲が喚いている間も僕は自慢の鉄拳を振るい続けた。相手は大量に血を流し気絶。
「なっ…」
返り血を浴び、物凄い形相で黒い笑みを浮かべる僕に恐れをなしたのか、蟲たちはのびている一匹を引きずりながら、一目散に闇へと散っていった。
.
最初のコメントを投稿しよう!