1# ぼこりぼこられ、ひらり舞うは金髪少女

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「総一郎様?一体どうなさったのですか?」 やっとのことで追い付いた部下が言う。  「……」  僕はまだふぅふぅと荒い息をしている。ふと見やると、完全に墜ちている少女が見える。  ほんと、どうしてしまったんだろう…。  いつもなら、男であろうと女であろうと、クズがいくら暴れまわっていたとしても全く気にもとめないのに。   部下以前に、この行動に僕自身が驚いていた。   .
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