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「あぁ、でもこのセーラー服、よく見ると桜田中の制服ですね。着くずしているのでわかりませんでした」
「桜田中…」
「えぇ」
マジで中学生なのか…
「とりあえず身分がわかる物を」
「そうだな」
少女のポケットを探ろうとした瞬間、ひゅっと腕が飛んできた、が軽く受け止めた。
「なっ!総一郎様!大丈夫ですか?!」
「あぁ、平気だ」
どれだけ色んな格闘技仕込まれたと思っている。
こんなの序の口だ。
少女が勢いよく起きて、野生の狼のような鋭い眼光で睨み付けてきた。
いい目付きだけど、僕はもっと鋭く重いのを知っている。
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