2# 目覚めし少女はドラ娘

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「あぁ、でもこのセーラー服、よく見ると桜田中の制服ですね。着くずしているのでわかりませんでした」 「桜田中…」 「えぇ」 マジで中学生なのか…  「とりあえず身分がわかる物を」  「そうだな」 少女のポケットを探ろうとした瞬間、ひゅっと腕が飛んできた、が軽く受け止めた。  「なっ!総一郎様!大丈夫ですか?!」 「あぁ、平気だ」  どれだけ色んな格闘技仕込まれたと思っている。   こんなの序の口だ。  少女が勢いよく起きて、野生の狼のような鋭い眼光で睨み付けてきた。  いい目付きだけど、僕はもっと鋭く重いのを知っている。   .
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