2# 目覚めし少女はドラ娘

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「こほんっ、残念ながら私たちは先ほど貴女に絡んでいた連中とは無関係です」 少女は無言で自身の手首を握る僕を見る。  「あんた、きれいな顔してんね」 「なっ!//」 彼女に顔を覗きこまれて一気に赤面する。  「うわぁ、肌きれー、色白ー、目アッシュじゃん」 「えっ、なっ」 恥ずかしさで体温が上がる。今までずっと男所帯で育ってきた僕は、こんなにも近くで女の人の顔を見たことがない。 「髪の毛もさらさらじゃん。羨ましぃ♪」  「べっ別にさらさらじゃない!!」 意味のわからないとこを否定している。  何を隠そう、僕は直毛だ。  .
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