4# 赤毛のアン参上

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周りもしん…と静まり返り、見た目からしてヤバそうな俺に一切怯む様子がない女に、俺も呆気にとられ、言葉も手も出なかった。  「…おい」 我に返り、声をかけようとしたら、女は金色の髪をなびかせて、俺に背を向け歩き出していた。  「……」 周りから、”勇気のある子だねぇ。正義感強いんだぁ”とか”恐いもの知らずだね”とか聞こえた。  ふと見ると”車内禁煙”というのが、見えた。  .
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