4# 赤毛のアン参上

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「あっ、思い出した。”赤毛煙草”か!」 ”赤毛煙草”?  「わぁお。結構な言われようだな。”脛蹴り金髪女”〃笑」 しばは機嫌がいいようで、ワハハと笑っている。  「なに?二人は知り合いなの?」 「「さっき電車で」」 ハモって、二人はぶっと吹き出した。  「俺お前みたいな女、嫌いじゃねーわ」 「そりゃどーも」 「……」 二人は気が合いそうで、なんか胸がツキッと痛んだ。  美影と出会ってから、なんだか胸がきゅっとしまったり、痛むことが多くなった。  僕はもしかして、病気なのだろうか…?  .
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