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結「はぁ…
しっかり調べようよ…」
俺はため息をついて言う。
吟「スマンって。
なにぶん時止魔法(ジシマホウ)を詠唱破棄(エイショウハキ)で使える奴なんて前代未聞だったからな。
こちらもパニック状態だったんだよ」
吟醸は謝る。
楓はさっき以上に目を丸くした。
結「なに?
その時止魔法とか?
詠唱破棄とか?」
俺は聞く。
吟醸はそれに
吟「魔法には、下から、下級、中級、上級、最上級、古術(コジュツ)、神術(シンジュツ)という階級がある。
階級が上がれば上がる程、魔力の消費が大きいが、その分強大な威力の魔法を放てる。
あと、時止魔法とは、時魔法(トキマホウ)の最上級の一つで文字通り、時間を止める事が出来る。
そして、詠唱破棄は、魔法に必要な呪文を唱えないで魔法を使う事だ」
と答えた。
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