無口+ボクっ子=無敵

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部屋の中には全くもって何も無く、閑散としていた。   と、部屋の角に見覚えがあるバックが無造作に置かれている。   俺の荷物が入ったバックだ。   俺はそれを拾いあげてから、まず、机が部屋の角の一角に出て来る用に念じてみた。   すると、念じた通り場所に、念じた通りの机が現れた。   同様な方法で、ベット、本棚、テレビ、クローゼットを出し、バックの中の荷物を部屋に整理する。   そして、整理し終えたら、ベットに寝転がり、孔に借りた教科書を読み始める。   一度本を読むと俺は止まらなくなる。   悪い癖だ。   読み終わったのは夜の12時だ。   夕食を食い逃した。   ツイてない…   寝よ…  
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