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学「音は、天使が使っていた属性じゃ。
温厚な種族なんじゃが、絶滅したんじゃ」
学長が言う。
結「なんでですか?」
俺は聞く。
学「天使の羽根はそれ一つで、強力な魔力の塊なんじゃ。
その羽根一枚で最上級を詠唱破棄で使うには充分な媒介具になるんじゃ。
それを利用しようと思う奴は世の中にごまんといる。
当然、国の上層部にも、そんな考えを持つ者はいる。
その者等が権力を利用して軍を動かし、天使を掃討して、天使の羽根をねこそぎ奪ったんじゃ。
ようは、天使狩りじゃな。
そんでもって天使は絶滅。
天使の羽根は今は手に入らない最高級の物じゃ」
学長が言った。
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