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とりあえず職員室へ音楽室の鍵を借りてきて渋々掃除に行った。
「あれ?何やってるの、若林君。」
音楽室の前で座ってる若林君。
「俺も今日掃除当番。」
「あ、そっか!ごめんね。」
音楽室のドアを開け、さっさと掃除を始める。
「若林君今日部活は?」
「このあと行くよ。」
「そっか。」
・・・・。
話が続かないです!
若林君は基本無口なイメージが強かったけどこんなに話が続かないとは。
「今日はあの彼氏迎えに来るの?」
「…は?」
「いつも彼氏迎えに来てるじゃん。女子がキャーキャー言ってるのをよく見かけた。」
意外…。若林君がそんなこと知ってるなんて…。
って!!!!
「かか、彼氏じゃないです!あれはただの知り合いというかなんというか…」
「あ、そうなの?」
「もちのろんです!!」←
「ふーん…。」
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