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それを自分で気づいた時から何だか自分に気まずくてだから私から連絡することもなくて。
もちろん、樹さんから連絡なんて来ないけれど。
だから
どうすれば良いのか分からない困惑と、
連絡が来ないという淋しさが連鎖してしまって
自分がもうどうしたくてどうすれば良いのか分からなくなってしまった。
ずっと心のもやもやが消えなかった。
「まぁ、せっかく明日から夏休みなんだし、受験勉強に専念出来て良いんじゃないの?」
「殴られたいわけ?」
ある意味、勉強に手がつけられませんから。
「あ、そだ。ちょっと帰り付き合ってくれない?」
「んぁ?」
「気晴らしにな。」
ピンッとデコピンをされる。
いつもクールな若林君が
こういうたまに見せる可愛らしい若林君を見て
まわりのの女子はときめくんだろうな、なんて考えてしまった。
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