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「樹さん、人を呼んでおいてシャワー浴びてくるとか何考えてるんでしょうね。」 話をかえようと話をふってみた。 「まぁ、いつものことだから気にしてないけどな。」 「樹さん、久々に会いに来たのかと思ったら、掃除しろだって。ふざけてますよね。」 あはは、と笑いながら言った。 「…久しぶりにに会ったのか?」 「?えぇ、そうですけど。」 涼さんが何故か過敏に反応した。 「樹に何か変わった所とかなかったか?」 「…別に無かったと思いますよ?」 どうしたんだろう。 樹さんに何かあったのかな。 「なら、良いんだが…。」 「何ですか?すごい気になるんですけど」 あんな軽いノリで聞くんじゃなかった。 それは 私なんかが知っちゃいけないことだった気がするから。 「樹、最近肩幅が広くなったと思わないか?」 .
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