AVモザイクかけの現場

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じつは、このデジモの処理には、想像を絶する労力と技術の粋がつくされているんです。この表現は、けっしてオーバーなものではないと思います。 AV1作品につき、デジモは5分程度。だが、5分といっても、そのコマ数は9000‼画面の1コマ1コマを抜き出して処理をほどこす作業は、当然、困難をきわめるという。1時間の作業で、3~5秒分しか進まない。 よって、5分のデジモ処理にかかる時間は、150時間。 もちろん分担作業になるらしいですが、その丹念な作業は、処理というよりひとつの創造とよべると思います。 モザイク職人の信念は「見せるべきとこはしっかりと見せ、隠すべきところはしっかり隠す」とのこと。 メディ倫(監視員みたいなもの)の審査員のなかには、あまりにも完成度の高い作品に出会うと、危ない作品でも思わず🆗を出してしまう人もいるらしい。 アレを握るAV女優の指が開いているときなどは、ただでさえ困難な処理は、なおさらむずかしくなるらしい。 しかし、処理の方々は「監督さん、あんまり指を開かせないでくださいよ」なんてことは、口が裂けてもいわないらしいのだ。 指の開きにも、Hの微妙な表情が表現される。 やはり、そういうニュアンスを解してないと、この仕事はつとまらないのである。 つまり、彼らがHを巧みに処理してくれているおかげで、われわれは、心おきなくビデオをタンノウすることができるのです。 日頃お世話になっている人は感謝の気持ちを忘れないように。
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