14人が本棚に入れています
本棚に追加
時間が過ぎるのは早いものでもう帰る時間になってしまった
「帰りたくないな。」
あたしがボソッと呟くとピアノの音が止まった
まるであたしに帰れと訴えているみたいに…
「さぁ、帰ろう♪」
あたしはいつものテンションに戻した
そして図書室の戸締まりをして帰った
あたししか使っていない図書室だから先生が鍵を預けていてくれる
責任を持っていたら大丈夫だから、と言って鍵を渡された
それは凄く好都合でいつでも図書室に行ける
「帰ったらみんな居るのかな…」
あたしは苦笑した
最初のコメントを投稿しよう!