恐怖

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さも興味なさそうに話を進行させる教師は、1番から順番に自己紹介をさせた。 自分の番になるまで空は、何故祐樹がいるのか、何故同じクラスなのか、と考えながら恐怖を隠せなかった。 ~∴~∵~∴~∵~∴~ 「健二、何であの人がいるのかな・・・?」 あれからずっと喋らなかった空が帰り道にやっと言葉を発した。 「・・・。実は俺、朝から知ってたんだ」 健二が言うと空が目を見開く。 「え?」 .
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