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健二は動揺しながら海を見る。
「おはよう、空のお友達」
「お、おばびようござじまふ」
海が髪をなびかせ、本日二度目、眼鏡をかけ直すと健二が余計に動揺する。
そんな健二を見て空は、健二は良い奴だがココだけは絶対に変だと思った。
「じゃあ空、気をつけろよ?怪しい奴に、もれなく付いてくなよ?」
「・・・・・」
心配そうにしている海が空の呆れた表情を見ると、諦めたらしい。
「はぁ。空、空のお友達、先に行くぞ」
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