恐怖

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「・・・うん。ありがとう」 健二は朝の態度とは一変して 心配そうに、空を勇気付けてくれている。 中学校で空は、辛い事ばかりで鬱になっていたが、 三年生の時に健二と同じクラスになり 中学校も楽しく思えていた。 健二には、お礼したりないぐらい感謝の気持ちでいっぱいだ。 決心した空は 教室の扉を開けた。 そして1番目に入ったのは 「よぅ。元気か?オカマ」 と言った祐樹だった。 「!?」 .
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