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なっなんでこんな朝早くに祐樹がいるんだ!
空は思ったが口では言えない。
そして健二も同じ事を思ったようだった。
祐樹は小、中学校では毎日遅刻、授業もまともに受けない奴なのだ。なのにどうして・・・
「てめぇら何か言えよ」
席に座っている祐樹は、そう言っても二人が何も喋らないのを見て、
はぁ と溜息をついて机に顔を伏せた。
どうやら眠いらしい。
クラスにいる人は
誰も喋らない。
空は思った。
『あ、悪夢だ・・・』
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