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結局、祐樹は三時限目も出て真面目に授業も受けていた。
今は昼休み 昼食の時間だ
祐樹は改心したのか?
だが入学式の日、教室で空に悪態をついた
意味がわからない
空が必死に答えを見つけようとしていると、健二が声をかけて来た。
「なぁ空、一緒に弁当食べな…」
『ガタッ』
「おい空、俺の弁当買って来いよ」
健二が言い終わる前に祐樹が遮った。
「勿論テメェのおごりでな」
空は逆らいたかった
しかし逆らった後が怖い。
「わかった…」
健二が何か言おうとしたが祐樹を見て怖じけづいたらしい。
空が教室を出ると何も言わずに後を着いて来た
「ごめん 空。何も力になれなくて」
空が健二を振り返る
「何言ってるの?俺は健二がいるだけで救われてるよ?」
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