腐れ縁

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沢山通り過ぎていく同級生達を見、朝ごはんのパンを頬張りながら空は考える。 友達は作れるか、 心から笑えるかなど でも最終的に頭によぎるのは イジメの事だった。 小学校からの生活は 忘れられない。 詳しくは祐樹が転入して来た3年生からだが。 「・・・」 思い出した空は、 恐怖よりも怒りが立ち込めてきた。 でも高校からは忘れられるかもしれない。 .
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