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「うっ………!!」
吐き気が込み上げてきて、私は口許を押さえた。
師岡紗弥華がそれを持って引きずっていた。
そう考えるだけで……………。
倒れそうになってしまうくらい気持ちが悪い。
女が私の方にゆっくりと体を向けた。
目線は下のまま。
「ひ………………っ!!」
情けない声を出して私は数歩後ずさってしまった。
階段。
忘れていた。
「!!」
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